商品マスタや顧客マスタなど、管理をするアプリにおいて大切なナンバーの割り振り。自動発番設定を使うことでレコードごとに連番で数字を割り振っていくだけでなく、数字の前後に任意の単位をつけることが可能となります。今回はテンプレートにある『文書管理』のアプリをカスタマイズして機能をご紹介していきます。
① まず、自動発番設定を行なうにあたり、[文字列] 項目を配置し、自動発番される数字の受け皿を作ります。
② [自動発番設定] をクリックし、[このテーブルで自動発番を有効にする] にチェックを入れ、+アイコンをクリックします。
③ 各設定項目が出現するので、任意の設定をここで行なっていきます。今回の設定は数字の前に「No.」と付け、数字は4桁まで発番されるように設定します。
[プレフィックス設定] の項目に「"No."」、[発番出力先] に①で配置した文字列、[発番桁数] に「4」と入力します。
(例)No.0001、No.0002、No.0003・・・となる設定になります。
※プレフィックス設定は数字の前に単位を付ける、サフィックス設定は数字の後ろに単位を付ける設定となります。
※プレフィックス、サフィックス設定の単位は””(ダブルクォーテーション)で囲みます。
④ ここまで出来たら設定は完了となります。[保存] [適用] まで行うことでその後の新規レコードから反映され①で配置した文字列に自動発番されるようになります。
今回は既存のテンプレートを使用して、自動発番設定を行ないましたがこの設定はどのアプリにも設定可能となります。整理や仕分けに便利な機能となっておりますので是非お試し下さい。