[通知設定] の [宛先] にて [項目の値で指定] を選択することで、項目に指定されたユーザーや入力されたメールアドレス宛に通知を送信する設定ができます。
この設定を行うことによりレコード毎に通知を送信するユーザーを変更することが実現できます。
設定方法:
[テーブル設定] > [通知設定] にある [宛先] にて [項目の値で指定] を選択すると、2 段目に項目を選択するプルダウンが表示されます。
項目はフォーム内に配置されている項目の中から選択を行うことが可能です。
※ 選択可能な項目は下記に記載がございます。
項目選択のプルダウンに表示できる項目型:
使用することができるフォーム型 | 備考 |
文字列 | |
ラジオボタン | |
チェックボックス | |
プルダウン | |
計算式 | [文字列型] のみ可能 |
アプリ連携 | アプリ連携の動作=「レコードを選択する」と設定されている場合に可能 |
ユーザー選択 | |
参照 | 参照設定を行っている場合にのみ使用可能な項目 参照先項目が 1 ~ 7 の型である場合のみ可能 |
※ 表組み項目内に配置されている上記項目型は対象外とします。
※ レコード参照項目、グリッド参照項目内に配置されている上記項目型は対象外とします。
※ アプリ連携のマッピング先として設定されている上記項目型は対象とします。
[ユーザー選択] 項目の場合:
フォームに配置した [ユーザ選択] 項目で選択されているユーザーに対して、 Canbus. の通知を送信します。
またそのユーザーのプロフィール詳細画面でメールアドレスの設定がされている場合は、その登録されているメールアドレスに対しても通知を送信します。
ユーザー選択項目に選択されている「松本」に通知を送信します。
[ユーザー選択] 項目以外の場合:
指定された項目に入力されている値(ラジオボタン/チェックボックス/プルダウンの場合は選択肢の表示)をメールアドレスと解釈し、通知メールを送信します。
※ Canbus. 上の通知は飛ばしません。
文字列項目ではメールアドレスを項目に直接入力することで、通知を送信します。
ラジオボタン/プルダウンでは選択されたメールアドレスに対して通知を送信します。
チェックボックス項目では選択肢でチェックされたメールアドレスに対して、通知を送信します。
※ 本設定の注意点 ※
・選択したユーザーがユーザー管理画面にて無効となっている場合は、 Canbus. 内の通知とそのメールアドレス宛に通知は送信されません。
・項目の値が空白や未選択、正しいメールアドレスではない場合、通知は送信されません。
・アクセス権設定の権限がない場合でも、「項目の値で指定」が設定されている際には対象項目に対して通知が送信されます。
(例:文字列項目が宛先に設定されている場合に、レコードを更新したユーザーが [文字列] 項目の編集/閲覧権限を持っていなくとも、 [文字列項目] の値に対しての通知が送信されます。)
・項目の値にカンマを含んでいる場合はカンマで分割をし、それぞれ個別のメールアドレスとして解釈します。(カンマの前後にはスペースが入っても可能です。)
・[計算式] 項目の「表示する度に計算式を評価する」設定や [アプリ連携] 項目の「連携先テーブルの最新の値を表示する」設定が行われている場合 、それぞれ最新の値を使用します。