データの入力規則設定を行うことで、条件や重複チェックなどによる入力制限を掛けることができます。
<設定手順>
① この設定で参照するアプリ
条件設定で参照するアプリとテーブルを設定することで、他のアプリのテーブルが保持しているレコード内容を条件として設定できます。
検索条件を設定することで、参照するテーブルをより詳細に指定することができます。
※ 任意での設定となります。
条件設定
② アプリ
プルダウンからアプリを選択します。
③ テーブル
選択したアプリ内のテーブルをプルダウンから選択します。
④ 参照先テーブル内の項目 / 比較条件 / このテーブル内の項目 / 値
エラーメッセージを表示する条件を設定します。
参照先テーブル内の項目・・・③ で選択したテーブル内の項目をプルダウンから選択します。
比較条件・・・ 項目を比較する条件を選択します。(項目毎に使用可能な比較条件を表にしたものが下記☆1 でございます。)
このテーブル内の項目・・・③ で選択したテーブル内の項目をプルダウンから選択します。
値・・・文字列や数値を入力します。
※ [このテーブル内の項目] または、[値] のどちらかを比較する項目として入力します。
例:項目と項目を比較したい場合の設定
→ [参照先テーブル内の項目] [比較条件] [このテーブル内の項目]
[数値] 項目 =(等しい) [3] だった場合など、 [値] が確定しているときの条件設定
→ [参照先テーブル内の項目] [比較条件] [値 (数値や文字列) ]
☆1 比較条件早見表
項目名 | 使用可能な比較条件 |
ラベル | =(等しい) / ≠(等しくない) / 次のキーワードを含む / 次のキーワードを含まない |
文字列 | |
組織選択 | |
作成者の組織(自動入力) | |
計算式(型:文字列) | |
数値 | =(等しい) / ≠(等しくない) / ≦(以下) / ≧(以上) / >(より小さい) / <(より大きい) |
ラジオボタン | |
プルダウン | |
レコード番号(自動入力) | |
計算式(型:数値) | |
日付 | =(等しい) / ≠(等しくない) / ≦(以前) / ≧(以後) / <(より前) / >(より後) |
時刻 | |
日付と時刻 | |
作成日時(自動入力項目) | |
更新日時(自動入力項目) | |
計算式(型:日付と時刻) | |
チェックボックス | =(等しい) / 次のいずれかを含む / 次のいずれかを含まない |
ユーザー選択 |
次のいずれかを含む / 次のいずれかを含まない / 自分 / 自分(すべての組織) /
自分と同じ組織のユーザー / 自分と同じ組織のユーザー(下位組織を含む) |
作成者(自動入力項目) | |
更新者(自動入力項目) |
⑤ エラーメッセージ
④ で設定した条件に当てはまった場合に表示するエラー文を設定します。
⑥ 操作
ゴミ箱マークをクリックすることで、設定を削除します。
⑦ エラーメッセージをエラーではなく警告として表示する
エラーメッセージをエラーではなく警告文として表示するにチェックを付与した場合、レコードを作成や編集した後に保存をクリックすると警告文が表示され、レコードの保存も同時に行われます。
チェックを付与しない場合、エラー文として表示するため新規レコード作成や編集をした後に保存をクリックしても、レコードの保存は行われませんのでお気を付けください。
<使用例>
<設定内容>
管理部アプリ / 管理部テーブル / 部署 ≠(等しくない) 管理部 / 入力テーブルが異なっています。所属部署テーブルに入力して下さい。
→ 部署項目に管理部ではない値が入力された場合に、エラーメッセージを表示する設定をしています。
部署項目に入力する値が管理部ではないため、設定したエラーメッセージをレコード上部に表示します。
⑧ 重複チェック項目
指定した項目の値が既に入力されているレコードが存在する場合は、設定したエラーメッセージを表示します。
[メッセージを入力] にエラーメッセージを入力し、対象の項目をプルダウンから選択することで設定を行うことができます。
※設定完了後、 [保存] ボタンのみでは設定が反映されないため、必ず右上の [適用] ボタンをクリックしてください。
<使用例>
<設定内容>
社員名項目に同一の名前が入力された場合、「既に登録済みの社員です。」とエラーメッセージを表示する。
田中太郎さんは既に社員名項目に入力されているため、レコード上部に設定したエラーメッセージと、項目の右上に赤い三角マークを表示します。