Canbus. API には、以下の制限事項があります。
- サイズ制限。Canbus. API で 1 回のリクエストに含めることのできるレコード数の上限は、1,000 レコードです。API リクエストのサイズは 100 MB 以下である必要があります。
- アクセス元 IP アドレス制限。Canbus. API の呼び出しは、Canbus. 管理画面の [システム管理] - [アクセス制限] - [IP アドレス制限] 設定による制限を受けません。API の呼び出しを特定の IP アドレスのみに許可するには、テーブル設定の [一般設定] - [API 権限] - [IP アドレス制限] を構成してください。
- アクセス権。Canbus. API は、アクセス先テーブルが属するアプリのアプリ管理者権限で動作します。アプリやテーブルのアクセス権設定は、Canbus. API には適用されません。レコード作成・編集・削除の各 API ではリクエストボディでユーザー ID を指定できますが、実際のレコード作成や編集、削除が指定したユーザーの権限で行われるわけではないことに注意してください。
- 項目の非表示設定。フォーム項目が [非表示] に設定されている場合でも、Canbus. API では値を入力できます。
- フォーム項目の入力制限。フォーム項目の [入力必須] 設定、[他のレコードと重複する値の入力を禁止する] 設定、[最小値] や [最小値] の設定等は適用されます。
- 初期値。フォーム項目の [初期値] 設定は、数値、文字列、日付、日付と時刻、ラジオボタン、プルダウン項目に対して Canbus. API にも適用されます。リッチテキスト、時刻、ユーザー選択、組織選択項目に対しては適用されません。
- レートリミット。Canbus. API の呼び出しにはレートリミットが適用されます。
- 利用状況への加算。レートリミットが適用されることを除き、月間の Canbus. API 呼び出し回数に制限はありません。ただし、各 API の呼び出しは Canbus. 利用プランごとの割り当て容量に以下のように作用します。
- 総レコード数 - API を通じて作成されたレコードは、通常のレコードと同じように総レコード数の加算要素となります。
- 添付ファイル総容量 - API を通じてレコードに添付されたファイルは、通常の添付ファイルと同じように添付ファイル総容量の加算要素となります。
- ページビュー - レコード一覧 API またはレコード取得 API で Canbus. 内のレコードを取得すると、取得したレコード数分のページビュー加算要素となります。1 回の API 呼び出しで複数のレコードを取得した場合でも、取得したレコード数分のページビューが加算されることに注意してください。