対象プラン: Standard または Professional
レコードへの注釈や、業務プロセスの依頼コメント、差し戻しコメントなどのメッセージは、画面右側のパネルに表示される Canbus. Note を使って行います。
Canbus. Note を使うと、テーブルやレコード、ユニットなど、各画面に表示されている情報を参照しながら、そのデータについてユーザー間でコミュニケーションすることができます。
廃止された機能
以前の Canbus. に存在したダイレクトメッセージ機能、レコードのコメント機能、ホーム画面やユニットのスレッドウィジェット機能は、Canbus. Note に統合されました。
1. Canbus. Note を開く
画面右上に表示されている緑色の矢印部分をクリックすると、Canbus. Note が開きます。Note を閉じるには、同じ位置に表示される白い矢印をもう一度クリックします。
Canbus. Note は、コミュニケーションの対象となる各種データと 1 対 1 の関係になっています。対象データの画面を開くと、そのデータに対応する Note が表示されます。
ホーム画面には、これまでに使用したすべての Note が一覧表示されます。また、Note 一覧のメニューからグループを作成して、新しいグループチャットを開始することもできます。グループチャットは、特定のデータには関係しない自由なコミュニケーションの場として利用できます。
2. Canbus. Note の操作
ホーム画面の Canbus. Note パネルでは、アクセス可能な Note の一覧が表示されます。ここで Note 全体の操作を行うことができます。グループの作成もこの画面で行います。
- 検索ボックス 上部の検索ボックスを使用して、すべての Note のタイトルを検索できます。Note の中身を検索するには、Note を開いてから検索するか、Canbus. 全体検索を使用してください。
- クローズアイコン 右上の白い矢印をクリックすると、Note のパネルを閉じることができます。
- リスト切り替えプルダウン プルダウンを操作して、表示される Note 一覧を切り替えることができます。
- フォロー中 / 参加中の Note 現在フォローしている Note と参加しているグループの一覧を表示します。
- 全ての Note フォロー中の Note と参加中のグループに加えて、フォローを解除した Note も表示します。退出したグループはこのリストには表示されません。退出したグループをもう一度表示するには、グループの他の参加者に再度招待してもらう必要があります。
- 三点メニュー Canbus. Note の操作を行います。
- 全て既読にする すべての Note とグループに含まれる未読のメッセージをすべて既読にします。
- 全ての Note のフォローを解除する 現在フォローしているすべての Note のフォローを解除します。フォローを解除した Note を表示するには、リスト切り替えプルダウンで [全ての Note] を選択します。
- グループ作成 グループの参加者を選択して、新しいグループを作成します。
- リスト リスト切り替えプルダウンで選択した Note とグループの一覧が表示されます。リストの各エントリをクリックすると、ホーム画面を表示したまま各 Note を確認できます。
各 Note を表示すると、メッセージと返信の一覧が表示されます。
- 戻るボタン ヘッダー左端の [<] ボタンをクリックすると、Note 一覧に戻ることができます。
- タイトル ヘッダーには Note のタイトルが表示されます。タイトルは、画面ごとに対象データの名前が自動的に表示されるため、グループを除いて直接編集することはできません。対象データごとのタイトル規則については、Canbus. Note に対応している画面 を参照してください。グループを表示している場合は、タイトルをダブルクリックしてグループ名を編集できます。
- ツールバー ヘッダー右側の各アイコンで表示中の Note に関する操作をすることができます。
- 検索 表示中の Note 内のメッセージを検索します。
- フォロー 表示中の Note をフォローしているユーザーの一覧、または表示中のグループに参加しているユーザーの一覧を表示します。Note のフォローを解除したり、グループから退出することができます。
- ピン留め 表示中の Note またはグループを固定表示したり、固定表示を解除することができます。固定した Note は、ホーム画面で Note 一覧の上部に固定表示されます。
- 開く ホーム画面で Note を開いている時、このアイコンをクリックして Note の対象データを表示できます。例えば、テーブルの Note を表示している場合は、このアイコンをクリックするとテーブルのレコード一覧画面に移動します。レコードの Note を表示している場合は、レコード詳細画面に移動します。
- メッセージリスト 表示中の Note 上のメッセージと返信のリストが時系列で表示されます。古いメッセージがリストの上側、新しいメッセージがリストの下側に表示されます。メッセージの送信や返信については、メッセージの送信・返信 を参照してください。
3. Canbus. Note に対応している画面
Canbus. Note は、Canbus. の以下の各画面で利用できます。
機能 | 対象画面 | Note のタイトル | |
1
|
レコード
|
レコード一覧画面(閲覧モード / 編集モード) | テーブル名 |
レコード詳細/編集画面 | レコードタイトル (*) | ||
2
|
ユニット
|
ユニット設定画面 | ユニット設定 |
ユニット詳細画面 | ユニット名 | ||
3
|
レポート、グラフ
|
レポート一覧画面 | レポート一覧 |
レポート詳細画面 (テーブル/グラフ) | レポート名 | ||
4
|
ダッシュボード
|
ダッシュボード一覧画面 | ダッシュボード一覧 |
ダッシュボード詳細画面 | ダッシュボード名 | ||
5 | 業務プロセス | 業務プロセス一覧画面 | 業務プロセス一覧 |
6 | テーブル | テーブル設定画面 |
テーブル設定 / テーブル名 |
7 | 管理 / アプリ管理 | アプリ管理画面 | アプリ管理 |
8 | 管理 / 業務プロセス管理 | 業務プロセス管理画面 | 業務プロセス管理 |
9 | 管理 / ユーザー管理 | ユーザー管理 | ユーザー管理 |
10 | 管理 / システム管理 | システム管理画面 | システム管理 |
11 | Note グループ | ー |
参加ユーザーの表示名 |
(*) レコードタイトルとして表示される項目は、テーブル設定のフォーム編集画面で選択できます。
4. Canbus. Note の設定(管理者向け)
デフォルトでは、テーブル、レコード、ユニット、レポート、ダッシュボードなど、Canbus. のほとんどすべての画面で Note を利用できるようになっています。
テーブル設定やフォーム編集画面などアプリ管理者用の画面や、ユーザー管理画面などシステム管理者用の画面にも Note があります。このような設定画面の Note を使うと、アプリ設定やシステム管理についてのメモを自分用に残したり、管理者間で共有することが可能です。
[管理] 画面 > [デザインと詳細設定] セクションで [Note をレコードとユニットのみで利用する] オプションを有効にすると、Note はレコードとユニットに対してだけ有効になります。このオプションは、テーブル単位やレポート単位など、大きな粒度のデータに対してユーザー間のコミュニケーションを行わないように制限したい場合に使用します。