~もくじ~
1. 役割グループとは
2. 役割グループの作成方法
2-1. 役割を使用したグループ作成方法
2-2. ユーザー単位でのグループ作成方法
3. 役割グループの編集方法
4. CSV で一括登録を行う方法
■ 役割グループとは
ユーザーや組織内に存在する役職 (役割) を指定し、グループとして登録します。
例えば、部長グループ・役職者グループ・関東エリア マネージャーグループなどの
役割を持つユーザーでグループを作成できます。
※ [管理] > [ユーザー管理] > [役割グループ] から設定を行う事が可能です。
役割グループを登録すると、ワークフローでの承認作業やアクセス権限の付与などの設定が、
[役割グループ] 単位で登録できるようになります。
例 ) ワークフロー (承認プロセス設定) にて、承認者を「部長グループ 」に設定
→ 部長グループに所属しているユーザーのみ承認ボタンを押下できる
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■ 役割グループの作成方法
【役割を使用したグループ作成方法】
今回は、総務部と管理部に所属する「部長」の合同グループ作成を例にご説明します。
役割設定画面へは、ユーザー管理画面の「役割グループ」タブをクリックすると進めます。
◆総務・管理 部長合同グループを作る◆
➀ [+] ボタンを押します
② 役割グループ名を入力します
今回は、総務・管理 部長合同グループ と登録します。
大枠が完成したら、役割グループの範囲を設定します。
ここでは、どの組織のユーザーを役割グループの対象とするかを選択します。
③青色の [組織選択アイコン] をクリックします
④役割グループの対象となる「組織」を選択します
選択されている組織は青色になります。今回は、「総務部」と「管理部」を選択します。
組織の範囲を設定したら、最後にどの役割を対象とするかを設定します。
今回は、総務部と管理部の「部長」を選択します。
⑤青色の [役割選択アイコン] をクリックします
⑥役割グループの対象となる組織の「役割」を選択します
今回は、「部長」を選択します。
作成ボタンを押したら、役割グループ 「(総務・管理 部長合同グループ)」の完成です!
※ 注意
役割グループの作成・編集後は画面右上部の [組織情報の適用] をクリックし、設定内容を適用させてください。
※ 組織情報の適用を完了しないと、編集内容は反映されません。
【 ユーザー単位でのグループ作成方法】
今回は、「〇〇プロジェクト」に携わるユーザーのグループ作成を例にご説明します。
役割設定画面へは、ユーザー管理画面の「役割グループ」タブをクリックすると進めます。
◆〇〇プロジェクトグループを作る◆
➀ [+] ボタンを押します
② 役割グループ名を入力します
今回は、〇〇プロジェクト と登録します。
大枠が完成したら、役割グループの範囲を設定します。
ここでは、どのユーザーを役割グループの対象とするかを選択します。
③青色の [ユーザー選択アイコン] をクリックします
④役割グループの対象となる「ユーザー」を選択します
[ユーザー]欄よりグループの対象となるユーザーを選択し、[移動]をクリックします。
[メンバー]欄に入っているユーザーが役割グループに属しているユーザーとなります。
設定を行った後は[保存]をクリックします。
作成ボタンを押したら、役割グループ 「(総務・管理 部長合同グループ)」の完成です!
【補足】
「役割を使用したグループ作成方法」と「ユーザー単位でのグループ作成方法」を併用することも可能です。
例:"総務・管理 部長合同グループ"に、別組織に所属する"ユーザーA"のみ追加する
※ 注意
役割グループの作成・編集後は画面右上部の [組織情報の適用] をクリックし、設定内容を適用させてください。
※ 組織情報の適用を完了しないと、編集内容は反映されません。
■ 役割グループの編集方法
既存の役割グループを編集する場合は、以下の操作を行います。
➀並び順を入れ替える | 設定した役割グループの並び順を任意のものに並び替えることができます。 矢印アイコンをドラッグし、任意の場所にドロップすると並び替えが行えます。 ※グレーに色が変わったところにドロップできます |
②役割グループの情報を編集する | グループ名や所属者情報を編集できます。 |
③削除する | 役割グループを削除します。 |
■ CSV で一括登録を行う方法
役割グループを登録する際、
CSVファイルを利用し、一括で登録を行うことができます。
[管理] > [ユーザー管理] > [役割グループ] から、
緑色の「+一括登録」ボタンより設定を行う事が可能です。
「+一括登録」ボタンをクリックし、CSVファイルのダウンロードを行います。
【CSVファイルのダウンロード】
①ファイルの文字コードを選択する
例では「Shift_JIS」(日本語を含む文字列の表現コード)を使用
②「ダウンロード」で対象のCSVファイルをダウンロードする
【CSVファイルの編集手順】
CSVファイルの登録
項目名 | 内容 | 入力例 |
Update | 役割グループの追加・編集・削除を行います。 記載する内容は下記のようになります。 ●追加 = 最下行の「Update」欄に新しく追加したい役割グループ名を入力します。 ●編集 = 編集対象の役割グループ名と同一行の「Update」欄に編集内容を入力します。 ●削除 = 対象役割グループ名の「Update」欄に「- (ハイフン)」を入力します。 |
例) 代理グループ 例) - |
RoleGroup | 現在登録してある役割名が入力されています。 ここでは編集の必要はありません。 |
|
Organization | 任意の組織を対象の役割グループに登録します。 「/ (スラッシュ)」で区切ることで複数の組織を登録できます。 ※既に登録済みの組織を選択することができます。 |
例) 総務部/営業部 |
Role | 任意の役割を対象の役割グループに登録します。 「, (カンマ)」で区切ることで複数の役割を登録できます。 ※既に登録済みの役割を選択することができます。 |
例) マネージャー,チーフ |
AllOrganization | 任意ですべての組織を選択することができます。 ※「1」を入力するとすべての組織を選択することができます。 |
例) 1 |
User | 役割グループに登録したいユーザーのユーザーIDを入力します。 | 例)user001 |
User_Organization |
登録するユーザーが所属する組織名を入力します。 |
例)営業部 |
User_Role |
登録するユーザーの役割名を入力します。 |
例) マネージャー,チーフ |
ダウンロードしたCSVファイルを開き、下記キャプチャのように編集を加え、保存します。
※ 上記キャプチャでは下記のような編集を行います。
・部長グループ → 削除
・権限検証グループ→名称を「係長グループ」へ変更
・一般グループ → 新規追加
・一般グループ内(役割・組織)→部長・すべての組織を選択
・〇〇プロジェクト → ユーザー(ユーザーID:user001)を役割グループに追加
編集したCSVファイルをアップロードし、CSVファイルの編集内容をCanbus.内に取り込みます。
「+一括登録」>「ファイルの選択」>「アップロード」よりCSVファイルをアップロードします。
アップロード後は画面右上の [保存] ボタンを適用し、役割グループ一覧画面に戻ります。
CSVファイルにて取り込んだ情報が適用されていることを確認します。
※ 注意
組織情報の設定後は画面右上部の [ 組織情報の適用 ] をクリックし、設定内容を適用させてください。
※ 組織情報の適用を完了しないと、編集内容は反映されません。