■自動処理機能とは
自動処理機能とは、あるレコードに対しておこなった操作を起点に、条件に当てはまる他のレコードを更新する機能です。この機能を使うことで、操作をおこなったテーブル内のレコードだけでなく、他のテーブルやアプリのレコードを追加、更新、削除することができます。
■可能な処理の組み合わせ
処理の組み合わせは以下のようになります。トリガー条件には、レコードの追加や編集などの「処理内容」だけでなく、その処理がどの機能によっておこなわれたのかの「操作機能」も条件として設定することができます。
■設定の詳細
トリガー設定画面へは、テーブル設定画面のメニューから進むことができます。
①トリガー設定と実行条件
トリガーを実行する条件を設定することができます。
設定項目 | 説明 |
タイトル/説明 | トリガー名や処理の内容などを記入することができます。 |
トリガー種別 | トリガーの実行条件を記載することができます。 |
項目値条件 | レコードの値を条件にすることができます。 |
②アクションとフィルター条件
更新対象となるテーブル/レコードの条件および処理内容などを設定することができます。
設定項目 | 説明 |
アクション種別 | 更新対象のレコードへの処理内容を選択できます。 |
実行タイミング |
処理実行のタイミングを設定できます。即時実行も可能となります。 |
アプリ | 更新対象のアプリを選択できます。 |
テーブル | 更新対象のテーブルを選択できます。 |
③項目の設定
更新対象となるレコードの値を設定することができます。
設定項目 | 説明 |
作成者 |
更新するレコードの作成者を設定できます。 あらかじめユーザーを選択しておき固定で設定するか、トリガーテーブル内の値(ログインIDを指定)を使用して動的に設定することができます。 |
項目の設定 | 対象レコード内の項目と値を設定します。値にはトリガーレコードの項目IDや計算式が設定できます。 |
④実行ステータスボタン
実行中の処理のステータスを確認することができます。